前回の記事で、漏斗胸(ろうとむね・ろうときょう)
についての内容を掲載しました。
漏斗胸の方は基本的に痩せ型だという話をしましたので、
痩せ型の人が、痩せているという特徴を活かして楽しめるスポーツをご紹介します。
タイトルにも書きましたが、フリークライミングとボルダリングです。
どちらもほとんど同じなのですが、片方ずつご説明します。
フリークライミングはロープを使って人口壁を登っていくものです。
この壁は15mほどあるのですが、ボルダリングは4mほどの壁で
下にマットを敷いてロープは付けずに登ります。
15mの方は装備が必要で、かつ高くなると怖くなってくるというのもあるので
はじめはボルダリングから始めるといいかと思います。
私は高校の時に山岳部に所属していて、装備は全て借り物で始めたので
最初からロープクライミングをしていました。
そして、話の中核ですが、体重が軽い人はこの競技でとても有利なのです。
最初のうちは全体的に筋力不足で辛いかもしれませんが
2週間くらい続ければ楽に登れるようになります。
クライミングというのはいかに力を抜いて登るかというところがミソなので、筋力はそれほど必要ないのです。
続けてるうちに、必要分はちゃんとついてくるので心配ありません。
まぁ、2週間も連続で登れるのは学生くらいかと思いますので、社会人の方は1ヶ月から3ヶ月くらいは見ておいたほうがいいかなと思います。
それにお金もかかりますしね。
連続と書きましたが、クライミングにおいて一番効果的なのは一日置きに登るということです。
一日は体を休めたほうがいいというわけです。
しかし、高校当時はまっていた私は週に5回は登っていました。
次の日起きるときは体がとても重かったのを覚えていますが、昼になるとやはり登りたくなるのです。
楽しさというのは疲れを感じさせないものですねw
おっと、話の論点がずれてきてしまっていますね。
体が軽いとそれほど筋力がなくてもするすると登れてしまいます。
当時握力が22kgしかなかったですが、1年続けたころには37kgほどになっていました。
自分は全然筋力がなかったのですが、クライミングをするようになってから、腕の太さだけ妙に太くなりました。
それと、普通に生活していると、痩せてるなだとか、細いなだとかそういうことを言われることがあるかと思いますが
クライマーに囲まれていると、クライミング体型で羨ましいよなんて言われたりします。
私生活ではなんの役にも立たない痩せ型の体型が突然長所になります。
クライミングを始めた当初は
身長166cmで体重42kgだった私は成長期とクライミングによるストレッチ効果が出たのか
174cm・47kgまで成長しました。
やっぱり太れない体質のせいか体重はそこまでついてきませんでしたが
おかげさまで壁登りに関してはやりやすくとても楽しいです。
山岳関係だと、山を登る山男みたいな屈強な男が多いイメージを持つ方もいらっしゃるかと思いますが、私はまるで山はいかずクライミングのみをしていました。
体重の軽さを引き出すというテーマでの内容ですので、今回はこれくらいで。
クライミングについてはまた別の記事で詳しく書きたいと思います。