今回は漏斗胸についての記事です。
何故、漏斗胸についての記事を書くかといいますと
私自身が漏斗胸なのです。
幼い頃から胸が窪んでるなという自覚はあったのですが、それが普通だと思っていたので
高校の時に修学旅行で友人に言われて気が付きました。
私なりに漏斗胸について調べてみたので、簡単ではありますが
実体験も含めて書いていきたいと思います。
まず、漏斗胸とは
生まれつきなる病気で
1000人の1人程度が発症するようです。
原因は左右の肋骨同士の噛み合わせが悪く
上手くお互いを支え合えずに下に落ち込んでしまい
胸が凹むという症状が出るものです。
これによって、生活に害が出るような症状は
ありません
のでご安心ください。
害が無いというのは色々なサイトを読んでいてわかったというところですので
実際私が体験した漏斗胸が原因かもしれない症状についてご説明します。
まず、害はないけれど、このような症状が出るというものですが
猫背になりやすい
というものです。
これは害はないけれど出る症状としても有名です。
普通の人の場合を
胸→ | | ←背中
とすれば、漏斗胸の人は
胸→ > | ←背中となるので
胸→ > > ←背中となるのが自然でしょう
背筋を意識的に伸ばしていればいいのではないか
という疑問が浮かぶかもしれませんが、
呼吸をする際に、肺が膨らむスペースを確保するために
無意識に背筋が曲がってしまいます。
意識的に姿勢を正すと、吸える限界の呼吸量が減るのを体感します。
ただの気のせいかもしれませんがw
もし、全然そんなことないよ
という方は、漏斗胸が軽度なんだと思います。
漏斗胸にも度合いがありまして、私は中くらいかと思います。
ネットでの画像検索などで重度の漏斗胸の方の写真を見ると
これぞという感じのものがたくさん出てきます。
漏斗胸が重度の方の場合、心臓も中央から追いやられて
だいたい左側に寄ってしまうということを何処かで目にしました。
そうすると心臓が肺の居場所を少し使ってしまうため、
更に肺活量を落とす
ということでした。
これ文献を調べて出てきたような情報ではないので、正確性に欠けますので
参考程度にしてください。
というわけで、肉体的には運動不足でもないのによく息切れするという人で
漏斗胸だと思われる方はこのような原因が考えられます。
もしアスリートを目指していたら早めに治療したほうがいいでしょう。
あとは、女性の場合、親が気づいた場合、早めにお医者さんと相談されることが好ましいかなと思います。
思春期の時に娘さんが悩むことになるかもしれませんからね。
しかし、外科手術にはリスクもつきものですので、専門医の方によくお話を聞いたほうがいいですね。
私は手術するつもりはなく、とくにお医者さんと漏斗胸について話したこともないですし、アレルギーでのかかりつけのお医者さんに胸のくぼみってなんかあります?
と聞いたらほっといて大丈夫って言われて、本当にほっといて大丈夫でした。
それと、若い時ほど、骨が柔らかく手術はしやすいそうです。
あとは外見についてですが、やはり奇形ですよね。
私の場合元々痩せていたというのもあるんですが
大人になって体もしっかりしてくると、凹んでいる胸だけ妙に目立ってしまいます
初めて見る方からするとナンゾコレ!?
という感じだと思います。
1000人に一人ですから、0.1%の確率で出会った人でかつ裸を見る機会がないと
お目にかかりませんからね。
まぁ私は知人には先に言ってから海水浴などは行きますし
浜辺を道行く他人に二度見されても気にしない性格なので、とくに問題ないです。
ああ、それと重要な症状の一つを書き忘れていました。
私は元々痩せ型だという話をしたのですが
漏斗胸になる方は胃下垂を併発する確率がとても高いそうです。
ですから、いくら食べても太れない体質になるのです
そもそも、少食になったりしますからね。
でも、私はそこまで重度ではないので、上手く漏斗胸と付き合っています。
次の記事で痩せ型の人に最高なスポーツをご紹介しますのでもしよければご一読ください。
漏斗胸と逆の症状で、鳩胸というものもあるらしいのですが、そちらについては詳しくないので、後日詳細がわかりましたが記事を作成しようと思います。