エアコンの効きを良くするにはどうしたらいいのか
というお題で書いていきたいと思います。
しかし、現状でベストな状態にある場合も多いかと思いますので、そのままで良い場合も多いかと思います。
さて、また結論から言ってしまいますが屋外機の放熱効率を出来る限り高めてあげる
ということが大切です。
なので、放熱効率を高める方法について書いていきます。
まず、エアコンの仕組みなんですが、屋内にある皆さんがリモコンを向けて操作するアレ
は大体空気の流れの制御だとか、フィルターくらいの役割がメインで冷房自体は屋内機はほとんど関係ないんですね。
それで、メインは家の外にあるあの箱です。
温風を大型ファンで吐き出してるあいつです。
エアコンの主役は彼なので、まず外の屋外機の方の手入れからしたほうがいいでしょう。
まず、水拭きして表面を綺麗にします。
特にファン付近に付いているホコリなどは除去しましょう。
だいたい屋外機の清掃が終わったら、屋外機のファンの先に生えている雑草などを除去しましょう。
屋外機が放出した熱を草などが遮ってしまっていると、せっかく逃した熱がまた戻ってきてしまいます。
そして、一番むずかしいのが日陰づくりです。
屋外機を直射日光に当てないようにするということなんですが
これは無理してやらないほうがいいでしょう。
屋外機の白いカバー自体で内側はわりと守られていますので、風通しを良くしてちゃんと清掃してあげればそれほど問題はないでしょう。
決して屋外機の上にものをのせたり、排出口の前にものを置いたりしないでくださいね。
熱はファンから外に出たあと、暖かい空気ですので、上へ行こうとします。
日陰を作るためには上に何かを設置して日を遮らなければならないので、上手い角度を見つけて高い位置にすだれを設置する
というのがいいかもしれません
風の流れを遮らないように というのが難しいので、これは本当にできたらという感じです。
それからもう一つ、屋外機から屋内機に繋がるダクトです。
こいつもなるべく日に当たらないように、また外の空気に触れないように断熱したほうがいいです。
屋外機で生成された冷気が部屋にくるまでに温まってしまってはもったいないですからね。
ですから、屋外機と室内機の距離、ダクトの長さはなるべく短い方がよいでしょう。
まぁしかし、お隣さんの家との兼ね合いもあって、屋外機の設置する場所は気を使わないといけないので、一番効率のいいところに置けるかどうかというのは微妙なところですね。
これからマイホームを購入検討されている方は、エアコンの屋外機を置く最適な場所も考えておくといいかもしれませんね。
さて、締めくくってしまったような感じですが、最後に屋内機の話もしておこうと思います。
知らない人もいるかと思いますが、エアコンは外気の空気を使いません。
エアコンは室内の空気を取り込んで、それを冷やしてそのまま部屋に戻しています。
ですので、フィルターがホコリなどで詰まってしまっていると、うまく部屋の空気を取り込めず、吸った分の空気しか出せないので、効率が落ちてしまうという現象がおきます。
最近の機種では、自動でフィルターの掃除などがありますが、数年に一度はご自身の目で点検してあげるのもいいかと思います。
これからどんどん暑くなっていきますので、エアコンを上手く活用して安く快適に夏を乗り切りましょう。